・グレープフルーツ★グレープフルーツとは。。今では、日本のフルーツシ ョップやスーパーマーケットで見かけることは珍しいことではなくなったグ レープフルーツですが、起源の一つとして東南アジアが上げられます。 ザボンと呼ばれる柑橘類が自然の中で突然変異したものだと考えられ ます。世界に紹介されたのが、17世紀のことだといいますから、フルーツ の中では、新しい歴史を有するものだといっていいでしょう。 現在私たちが、手にしてるグレープフルーツは、主にアメリカで品質 改良が行われたものです。 アメリカは、世界のグレープフルーツ生産の95パーセントを占める グレープフルーツ王国となっています ★グレープフルーツの栄養効果 ビタミンC,B1,カリウム、カルシウム、クエン酸などが豊富で、 ビタミンCは、含有量は100gあたり、36mgと温州みかんと同程度。 1個食べれば、1日のビタミンC所要量が摂取できます。 酸味のもとである、 クエン酸も豊富で、疲労回復や風邪の予防に効果的です! さらに! グレープフルーツの中の果糖やブドウ糖は、脳に栄養を与え、 細胞の働きを活性化させてくれるため、頭をすっきりさせてくれます。 葉酸も含まれている影響 で、貧血防止や体の細胞作りを促進する働きももっています。 そのため妊娠している女性や子供にはお勧めのフルーツという ことになります。 また、特有の苦味のもとはリモニンという成分で、 発がん物質解毒する酵素の働きを活性化させると言われ、がんの予防にも 注目されている成分です。 そしてイノシトールという成分は、肝臓内の脂肪やコレステロールの代謝を促して、 動脈硬化を予防し、肝機能を強くする働きもあります。 便秘の予防、毛細血管を丈夫にする効能があるほか、 肥満症や胆石、内臓粘膜の炎症のカタル、肺炎、消化不良にも効果があります。 薬物中毒のときに体外に出すための放出剤として効果んを発揮します。 ホワイトとルビーの栄養成分はほとんど同じですが、ルビーの赤い部分に リコピンやβーカロテンが含まれています。 また、現代社会において急増している関節炎のような症状の持ち主には、ぜひ、 日常的に食べていただきたいフルーツです。白色小麦粉を過剰消費するなどの理由から、 関節炎に悩む人が昔より増えています。このときに、関節の軟骨を形成するカルシウムを 補給する源として、また、軟骨が溶解してしまうのを防ぐために、グレープフルーツは もっとも効果のあるフルーツの一つになります。その理由は、グレープフルーツに 有機酸のひとつである、サリチル酸が含まれているからです。この酸は、体の中の 無機カルシウムを溶解させ、吸収しやすくする作用を助ける働きをしています。 ★グレープフルーツの香りの秘密 そして、驚きのグレープフルーツの香りの効果 「香りをかぐだけで、痩せてしまう!」 「香りで痩せるなんて、できるはずがない」 と 思いますよね。 しかし、最近の研究により、あきらかな事実らしいです。 「香りダイエット」の火付け役となったのは、 資生堂ライフサイエンス研究センターの針谷毅さんが、日本薬学会 で発表したある研究です。 簡単に説明しますと、ダイエットに効果があると考えられている 交感神経を活性化させればいいのだ・・・ということです。 (内臓や血管の働きを調節する神経の一つ = 交感神経) 針谷さんたちが、行われた研究では、50種類以上の精油 (植物などからとれる香りのよい揮発性の油 = 精油) を使った実験で、グレープフルーツの香りは、交感神経を活性化 させることが判明。。。さらに、その効果は、なんと平常時の2倍以上 おもしろいことに、他の柑橘系のフルーツでは、同じような効果 は得られなかったというのです。。。 グレープフルーツの禁忌薬について 禁忌薬とは、一緒に薬とはのんではいけないものです 薬が苦いからと言ってジュース類などで飲んではいらしゃいませんか? その中でもグレープフルーツはよくないとされています 特に、心臓病や血圧の薬を飲んでる人にはグレープフルーツは禁忌(薬の効果が望めなくな る)という注意はあるそうです 薬の代謝に影響を及ぼし、薬が効きすぎたり、きかなかったりと副作用が起きたりする可能性 があるのだそうです。 その理由に・・・グレープフルーツジュースの中の成分がP450という酵素を消費します。 P450というのは、体に入って来た薬剤を分解して無害なものに代謝するための酵素なんだそうです これが減少する事により、薬の種類によって薬の副作用がでるのだそうです。 また、お薬を牛乳で飲んでしまう場合も一部の鎮痛剤など、胃に刺激がある薬を飲むときに 胃を保護する役目になることもありますが、牛乳にはカルシウムなど薬と反応しやすい成分 が多く、薬の成分が胃酸で中和され、影響を受けることもあるのだそうです お酒類で飲むことは絶対避けだほうがいいようです!薬の作用が弱くなったり、強くなるだけ でなく、アルコールで薬の成分が分解されたり、本来期待された効果以外の作用が表れること があり、とても危険とされています!! お酒を飲みながら あっ 薬のんどかなきゃ・・と 口にしないで下さいね(;;) 何もいらない・・はダメですよ ちゃんとお水だったりさ湯だったりお茶だったりと水分と一緒に飲むことは重要なようです (トローチとかは違いますね(^^) 正しい薬の飲み方を心がけたいですね 疾患別にみた禁忌薬と併用禁忌 |